200年ほど前に始まったと言われる「森藤獅子舞」。
主に鴨島町森藤の森藤八幡神社の秋祭りに奉納されていましたが、昭和48年に旧鴨島町の無形民族文化財に指定されてからは、地域の福祉施設の慰問や各地の民俗文化・伝統芸能の祭典などに出演し、森藤獅子舞の普及に努められています。
傘おどりは、獅子舞の演舞の合間に子どもによって踊られるおどりの一つで、子ども用の和傘を使って踊られます。傘を使って踊ることから、雨乞い、豊作祈願のおどりと思われます。
また、子どもが産着を再利用した衣装で踊ることから、子どもの健やかな成長を祈るものとも考えられます。
過去から未来へ、粛々と受け継がれていく伝統を是非ご堪能ください。