代表挨拶

美馬アートフェスティバル2025開催に臨んで

美馬を日本一のアートの町に! という大胆な企画から始めた美馬アートフェスティバルも、今年で3年目になります。
イベントの準備や会場・施設の確認で市内のあちこちをまわっているうちに、美馬という地が、長い歴史や人々の営みの中で築きあげてきた実体ある時間と空間に詰まっているということ、またその特長がどこにもない唯一のものであることを実感してまいりました。

いっぽう、いろいろな場所を訪ねるにつれて、まだまだ知りえていない、掘り起こしきれてないものが多くあることを感じることもありました。
高齢化、少子化の波にのまれて、このままこの地に眠る貴重な財産を目にしないうちに過ぎていくことになるかもしれない・・という焦りさえ覚えました。

先人たちが残した偉大な遺産を未来世代にしっかり繋いでいくため、「歴史とアートの祭典」と銘打った本フェスティバルを来年以降も切れ目なく続けていきたいと思います。

たち風プロジェクトについて

2022年の私たちから2522年のあなたたちへ
コロナ禍のさなか、うだつの町並みの人影のほとんどない秋のある日にふと沸き上がった構想が「たち風プロジェクト」。

時に阿波の戦国武将が振り下ろす太刀(たち)のように、時にこの地をやさしく吹き渡る風のように。
そんなコンセプトイメージで始まった壮大プロジェクトですが、すでに以下のようなプロジェクトが発進しています。

・三谷城址保存プロジェクト
・うだつの町並み「うだつ極楽家」保存プロジェクト
・脇城跡保存プロジェクト
・どんぐりの森500年プロジェクト
・藍のふるさと田園都市構想プロジェクト

そして、3年目となる美馬アートフェスティバル2025。

当初の想定を超えて、まわりの人たちのパワーを巻きこみながら、この美馬の地で進んでいくかつてない壮大なプロジェクト。
皆さまのご支援とご協力を得て、はるか遠い未来の先を目指していきます。

たち風プロジェクト主宰
株式会社アリエス代表取締役
三谷 博明

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